家を建てる!高齢化社会と2世帯住宅の必要性

高齢化社会としてメディアでもよく親の高齢化や高齢者の一人暮らしなどの話題が取り上げられています。
親世代も若い時期ならば、しっかりと働き収入を得ることで生活なども安定します。

結婚をして家族ができ子供が成長し子供が大人になったら、その後は夫婦でゆっくりとした老後生活を楽しむというのもいいでしょう。

ある程度の貯蓄と年金で働かない状態であってもうまく生活を成り立たせていくというのが理想的ともいえます。しかし、高齢になることで体が不自由になってくるケースもあります。

できれば子供に対して負担をかけないためにも夫婦で支え合い生活をしていても、そのうち体力的にもかなり衰えてくることになり、一人では生活に支障が出てきてしまう可能性もあります。

また、高齢であるため夫婦で暮らしていても空き巣に狙われることやセールスなどの勧誘など日々の暮らしでも気が抜けません。子供側としても、自分の親が高齢になることで二人だけで生活をさせることに不安を感じてしまうこともでてきます

定期的に親の様子を見に行くということも近場に住んでいれば可能ですが、他県など遠くに引越している場合には、そう気軽に親の様子を見に実家に帰るということも難しいでしょう。

このような点からも、親子二世帯住宅で家を建てるという選択肢を選んでみるというのも一つの手段です。
新築一戸建てを建てる際に、親と同居するという選択をするならば、二世帯住宅にして親子で共に暮らしてみるというのもいいでしょう。

特にサラリーマンなどの世帯でも、安定した収入があれば新築一戸建てなどに関して住宅ローンを組むこともそれほど難しくありません。ある程度の収入や貯蓄があるならば二世帯で生活するということも考慮してみることも大切です。

二世帯住宅のメリット<家を建てるとき>

二世帯住宅のメリット1 お互いの助け合い

◆二世帯住宅の子世代のメリット
としては、子供側は仕事などで昼間家を空けることも多いですが、両親が自宅に残っていれば家庭内のちょっとした家事などはこなしてくれるでしょう。また、宅急便の受け取りなど、平日などでも普通に受け取ってもらえるためいろいろとメリットがあります。また、子育てをしている時期ならば、仕事などで子供の面倒を見られないといった場合でも、両親に子供の面倒を見てもらうということもできる点は、大きなメリットといえるでしょう。

近年では、共働きの家庭も増えているため育休などがうまくとれればいいですが、生活状況や仕事によってはなかなか難しいのも実情です。子供の面倒も見る必要があり、仕事もしっかりとこなさなければならない時期というのは、生活に関しても時間的、精神的にも親としてはかなりの負担となります。そのため、夫婦、子供という世帯では、状況によっては外部に依頼して対応するというケースもあります。ベビーシッターなどを雇うという方法です。
ですが、ベビーシッターを雇うということは、それなりにお金もかかります。

そして仕事とはいえ、他人を自分達の家に入れるということにもなるため、親が見ていない時間帯というのは少し不安を感じてしまうこともあるでしょう。
このように外部に対して依頼することで、対応はできてもいろいろと不安を感じる場合やちょっと抵抗を感じる方も少なくありません。このような点においても、二世帯住宅で家を建てて自分の親と共に暮らしていれば、赤ちゃんや小さいお子さんの面倒をみてもらうことができ、安心です。

◆2世帯住宅の親世代のメリット
二世帯住宅で家を建てるメリットとしては、転倒や食事・家事・身の回りの世話
など不安の要素の多い部分を子世代が必ず朝と夜在宅しているということは、とてつもない安心感があるものです。また、親世代だけの建築費用のローンなどは組めないため、子世代と一緒に建てるのことでのメリットもはかりしれません。
年々足腰が弱くなっていく親世代。判断能力も、運動能力も低下してくる中で、身近に子供世代が住んでいる安心は、親世代にとって、最高の心の平安につながります。また孫と遊ぶことで、脳の若返りも期待できます。

 

二世帯住宅のメリット2 建築費・高熱費・税金対策など経費削減

その他の二世帯住宅で家を建てるメリットとしては、建築費の削減につながる点です。
親の世帯で一つ、子供の世帯で一つ家を建てるとなるとかなりの出費になりますが、二世帯住宅ならば、建築費なども二つの家を建てることに比べれば安く済ますことができます。

また、光熱費などに関しても同様に、それぞれの家を建ててそこで親世帯、子供世帯でバラバラの生活をすると、光熱費などに関してもそれぞれでかかってしまいますが、二世帯で共に暮らすことで光熱費に関してもある程度削減することになるでしょう。

そして、相続税対策にもなる点もメリットの一つです。
両親と同居するということは、小規模宅地の特例などに該当し、それを利用することで相続税対策となります。

新築一戸建てを二世帯住宅にするメリット まとめ

このように、親子二世帯で共に暮らすというのは、いろいろなメリットがあるため、新築一戸建てを建てるという場合には、この点についていろいろと検討してみることも大切です。

子供側にしてみても、自分達の生活というものがあります。ですが、高齢になった親も身近にいるほうが子供としても安心できるというのもメリットといえるでしょう。

そのため、新築一戸建てを建てる際には、家族内でいろいろと相談しあい、一番いい方法を模索してみるということも重要です。
親の世帯、子供の世帯にとっていい状態で生活できるようにきちんと話し合いをしておくことで、どのような家を建てるか、そこに住む人すべてにとってメリットとなるように不満のでない快適な住まいとなる新築一戸建てを建てることが大切なポイントといえます。


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